- 年表
-
出来事
- 終末の金曜日(The Friday Of Conclusion)
- 新生の金曜日(The Friday Of Rebirth)
- 第四次産業革命(The 4th Industrial Revolution)
- 人権擁護法(A Law In Support Of Human Rights)
- 選挙権平等法(A Law To Guarantee Equality Of The Right To Vote)
- 皇室侵略阻止の乱(The assault war to defence the single family lineage at all generations)
- 北方領土越境事件(crossing the border of Northern Teritories)
- 第一次銑鉄大戦(1st Roheisen Wars)
- 国際戦争協定(International War Agreement)
- ジオニックシティ落着事故(The Accident of Zeonic City Falling)
- 日本海戦争(Sea of Japan War)
- 佐世保自衛艦反乱事件(Maritime Self-Defense Force Vessel Revolt Case at Sasebo)
- 日本独立国家宣言(Japan Independent Nation Declaration)
- 第二次銑鉄大戦(2nd Roheisen Wars)
- 武上総理の逆嘆願書(The Anti-Petition of Mr.Yamato-Soul)
年表
革新~第四次産業革命期(2686-2695)
- 皇紀2686.05.12
- ミュンヘン大学物理学部のユアン・アニヒレィス助教授により、全ての物質、反物質、相互作用の元となる三極素粒子の存在が示唆される。これは後に三極素粒子存在仮説と呼ばれる。
- 皇紀2688.12.22
- 同じくミュンヘン大学の社・雪村・アニヒレィス助教授により三極素粒子の存在が実証される。三極素粒子はそれぞれリベリオン、ゴルディオン、イデオンと名付けられる。
- 皇紀2689.12.10
- ユアン・アニヒレィス物理学博士、社・雪村・アニヒレィス物理学博士両名がノーベル物理学賞を受賞。
- 皇紀2690.04.01
- ダッツ社創立。しかしこの時点では社員はほんの数人の研究者だけで、三極素粒子関連の特許管理と研究のための資金提供者やパートナーの募集が主な活動内容。
- 皇紀2690.04.05
- ダッツ社において、アニヒレィス夫妻を中心として三極素粒子の特性を利用した発電システム(後の三極炉)の研究開発が始まる。
円舞計画 始動。 - 皇紀2690.05.02
- ダッツ社において、ゴルディオンの結合変動特性を利用した超高速応答ゲートを中核とする次世代高速演算素子(半透体素子)の開発が始まる。
電光石火計画 始動。 - 皇紀2690.07.11
- ダッツ社でその後必要とされる検証実験が極めて危険な要素を含むため、ミュンヘン工科大学のリチュール研究室と共同で分散処理型精密物理シミュレータディー・エルデの構築が始まる。検証実験前の予備実験プロセスの構築、という意味で、この研究プロジェクトは
銑鉄計画 と命名される。 - 皇紀2690.07.15
銑鉄計画 にドナルド・ノーランド心理学・生物学博士が加わり、サブプロジェクトとしてディー・エルデ上で全ての生物的要素を確率的にトレースすることにより人間と同等の思考・行動を行う仮想人間 の研究が開始される。電脳補完計画 始動。これにより危険を伴う人体実験の殆どをシミュレータ上で行うことが期待されるも、様々な外的要因により目的や手段を変えつつ、電脳補完計画 は2700年代に入ってもまだ続くこととなる。- 皇紀2690.08.02
- 次世代高速演算素子の開発が技術的問題にぶちあたり、こちらもディー・エルデに合わせる形でミュンヘン工科大学との共同開発路線へと切り替わる。
- 皇紀2691.09.29
- ディー・エルデのプロトタイプが完成。実験時の外的要因を考慮したあらゆる危険予測と高精度の結果的中率から、学会方面で大好評を博する。しかし高速演算素子の開発遅延により徐々に処理速度不足が深刻になる。
- 皇紀2691.11.11
- 本田技研の技術員本田宗次郎より業務提携の打診。この当時の本田技研には資金力が無かったため、ダッツ社が求めるスポンサーにはなりえなかったが、日本の技術力に興味を持ったアニヒレィスが徐々に話を聞き始める。
- 皇紀2691.12.08
- 実在オブジェクトをスキャンしてディー・エルデ用オブジェクトデータを構築する
立体変換機 が稼働状態に入る。しかしこの時点では処理速度不足のため、多少複雑な形状や材質の場合にスキャン後の修正を必要とする。 - 皇紀2691.12.22
- まだまだ信頼性が低かった
立体変換機 が3度目の故障。これを修理出来るミュンヘン工科大学の研究室が既に休みに入ってしまったため暫く使えず困っていたところ、偶然居合わせた本田宗次郎がいともあっさりと修理してしまい、しかも問題点を的確に指摘。ダッツ社内で本田技研の技術力に注目が集まりだす。 - 皇紀2692.07.09
電脳補完計画 の研究成果として、理論上は人間と同等の能力を持つ仮想人間 の第一号が稼働可能状態になる。しかし高速演算素子の完成が遅れているため要求される処理量に対して演算速度が致命的に足りず、検証実験が滞る。2693年までに4通りのベースパターンが用意され、それぞれ真理、レオス、エリク、 フォルディンと名付けられるが、その段階になっても素子は完成せず、当面は代案のインターベースインターフェイスの開発が優先される。- 皇紀2692.07.20
- ダッツ社が錬成炉の開発に成功する。しかし世界経済に与える影響が甚大であるため、ひとまず国連を通じて各国政府に貴金属回収の必要性を進言し、1年後に一般公開を行うこととする。
- 皇紀2693.04.01
- ダッツ社がおもむろに新入社員を募集し始める。
- 皇紀2693.07.22
- 三極素粒子の実用化技術第一号となる錬成炉と第二号の光子力反応炉が発表される。この二つを併せて三極炉として使用することであらゆる物質を光エネルギーに変換することができるため、当時末期的状態にあったエネルギー問題解決のための決定打として期待が高まる。同時に、特許技術を独占するダッツ社の行動に注目が集まる。
- その一方で、前世紀から安定した価値を保ってきた金(Au)を初めとするレアメタルの価値が錬成炉の影響で大暴落。ダッツ社の事前勧告を無視して貴金属の回収を行わなかった国家の経済が大混乱に陥る。特に情報統制が敷かれていた少数の国と、議会の足の引っ張り合いから何も政策を実行できなかった日本が致命的な打撃を受ける。しかし日本政府は事前勧告を認めず、あろうことか誇るべき同胞であるはずの社・雪村・アニヒレィスを売国奴扱いする。
- 亡国に向けての最悪の展開を確信した本田技研の武上栄一会長はこの日のうちにダッツ社に駆けつけ、全国民を代表して陳謝する。その内容はというと、「生涯を賭してでもこの誤解を晴らします」という血判誓約書を書いた上で土下座して詫びるという最上級のものである。この行動の甲斐あり、後に世界の命運を左右する両社の関係は険悪にならず、問題は水に流されることとなる。
- 皇紀2693.07.29
- やや遅れて、三極炉の炉心構造材であるGZStrMの技術が公開される。これは特定の電気的負荷をかけることで金属結晶構造の粒子結合特性を変動させるもので、後に様々な応用技術に発展する。
- 皇紀2693.08.01
- ダッツ社が炉心のライセンス製造を担う企業を大々的に募集。要求される技術水準が高い一方で請求されるパテント料はタダ同然であり、そのお陰でこの後5年のうちにエネルギー問題がほぼ完全な解決を見る。この年、世界の好感度No.1有名人にユアン・アニヒレィスが選ばれる。その一方で、個人的にも日本に経済支援を行っていた社夫人はその事実を黙殺され、最低の売国奴としてバッシングされる。
- 皇紀2693.08.05
- 後に言われる終末の金曜日。貴金属価値の暴落によって経済に破綻をきたした他国家に対して日本政府が大規模経済支援を行う旨を大本営発表。明らかに自殺行為であり、これらの国の負債を日本が全て肩代わりすることで、日本経済瓦解が確定する。円通貨の価値が急落。心ある東南アジア諸国が救済を申し出るも、事態は好転せず。
- 日本の大規模経済支援により、密かに富山公司が損失回収に成功する。
- 皇紀2693.08.20
- 世界各国からの救援物資が届き始める。しかしその大半が在日特定外国人に搾取され、日本人の過労死者は増加の一途を辿る。この過労死の中には餓死者も含まれる。
- 皇紀2693.09.12
- ダッツ・ヤーパン、ダッツUSA他各国支社が設立される。長期的業務提携を行うパートナー企業には資金力を無視して技術力のある本田技研を指名したため、極めて質素な事業所でのスタートとなる。これは半分は何としてでも日本を救おうとした社夫人のわがままであったのだが、長期的にはこの選択が大成功をもたらすこととなる。
- 円相場の下落傾向がやや緩やかになる。
- 皇紀2693.10.05
- 国連視察団が日本の現地視察に赴く。視察団代表のリム・アーレン・リチャードソンは「働き倒れたみすぼらしい格好の男を、裕福な格好の働きもしない在日外国人が踏みつけ歩いていく。餓死した子供は道端のカラスにつつかれ、女は公衆の面前で辱められている。かつて栄華を極めた日本という国は、我がポーランドの祖先たちを暖かく迎え入れてくれた日本は、一体どこへ行ってしまったのか」と嘆く。
- 皇紀2693.10.22
- 救援物資がまともに届けられない日本の惨状を鑑み、本田技研の働きかけで、日本へ支援するのではなく日本の児童を各国で受け入れる運動、いわゆる学童疎開が始まる。当初民間ベースで始まったこの運動は、行動派で知られる秋篠宮眞子天皇陛下御自らが麻痺状態の議会を無視して外交に乗り出したことで大々的なものとなり、最終的にポーランド、ドイツ、トルコ、台湾、タイ、サイパン、パラオ、ソロモン、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、インド、フランス、東ブータンの協力を取り付けるに至る。2693年末までに実に1,000万人を超える児童が受け入れられ、餓死者の減少に多大な効果をもたらす。
- 便乗して隣国が自国児童の受け入れを希望するが、どこにも相手にされず勝手に憤慨する。
- 皇紀2693.11.01
- 研究員がディー・エルデ内部世界で活動するための代理素体、インターベースのインターフェイスがひとまずの完成を見る。依然処理速度の水準には満たないものの、脳内物質シミュレーションによる思考プロセスを省くことで一応の速度向上を見せる。また、後に
仮想人間 との意思疎通のための手段として有効性が認められる。 - 皇紀2694.02.10
- ダッツ社とミュンヘン工科大学の共同発表、半導体素子に代わる半透体素子の開発成功が公表される。
- 皇紀2694.02.24
- ディー・エルデの演算ベースが全て半透体素子に差し替えられる。半透体素子の処理速度は当初の要求水準を軽くクリアし、ディー・エルデが本格稼働を始める。
- このサーバに使用された素子は全て本田技研のドイツ工場で制作され、量産体制でも素子の信頼性が全く損なわれていないことが絶賛される。尚、この素子製造技術は前年に吸収合併した日立由来のものであり、その点については正しく説明がなされている。
- 皇紀2694.03.23
- 本田技研がダッツ社とミュンヘン工科大学に半透体素子の製造を委任される。
- 本田技研の半透体工場の人員大募集により、失業率に低下の兆しが見え始める。
- 皇紀2694.05.02
- 演算素子の高速化により
立体変換機 の速度・精度が向上し、スキャン後の修正が不要になる。これにより、実在するオブジェクトをディー・エルデに投入する手間が格段に減る。 - 皇紀2694.06.15
- ダッツ・ヤーパンと本田技研の共同開発により、三極炉の小型化に成功。炉心が自動車に搭載可能なサイズになる。しかし安全上の理由から実際の販売は年明けまで持ち越しとなる。
- 既に待つ余裕の無い日本人からダッツ・ヤーパンや本田技研にかなりの苦情が殺到するが、両社代表が平謝りして何とかやり過ごす。後にこの出来事は、「謝った人間を許す心がある限り日本人の心は死んでいない」(心理学者ラッセル・レヴィン)と再評価される。
- 皇紀2694.07.10
- ディー・エルデの4体の
仮想人間 サンプルのうち、真理が自我に目覚め、人格AIとしては初の成功例として認定される。また、その人格を認める意味で、呼称を仮想人間 からネイティヴ(先住民)に改める。 - 皇紀2694.12.22
- 本田技研がGZStrM構造材を用いた自動車の衝突保護システムを実用化、インパクト・セーフティと名付ける。これにより自動車衝突事故の死亡率が従来の1/3以下になる統計結果が公表される。
- 皇紀2695.01.01
- 諸々の追試験を終え、半透体素子製品の一般販売が開始される。これにより演算処理速度が一足飛びに1012倍まで跳ね上がり、第四次産業革命が巻き起こる。
- 皇紀2695.01.12
- 日本の命運を賭けた新世代の自動車"ホンダニューミレニアム"が満を持して発売される。ホンダニューミレニアムは小型三極炉とインパクト・セーフティ搭載で安全性・運用コストとも従来車種とは比較にならない性能を誇る上、貨幣価値の下落から却って安価での提供が実現し、空前のヒットを飛ばす。
- この日遂に円通貨の価値が下げ止まり、日本の過労死者が減り始める。この日は新生の金曜日と呼ばれる。
- 皇紀2695.02.02
- ボーイング社、ロッキード・マーティン社が相次いでインパクト・セーフティの採用を宣言。本田技研の対衝撃機構が一躍航空機のデファクト・スタンダードになる。
- 皇紀2695.05.21
- ダッツ社の株が最高値を記録、最終的に当初の3025倍の株価になる。また、新技術普及による需要増大から世界経済が大いに活性化する。ダッツ社の年間売り上げ高が100億ユーロを突破し、ダッツ本社を擁するドイツ連邦共和国の国民総生産が首位アメリカ合衆国にほぼ並ぶ。
- 一方、富山公司ではダッツ社に対する抗戦論が高まり、一部の末端組織では独自にテロ活動が開始される。しかしそのような方法をよしとしない富山光会長の一声で組織内粛清が行われる。この自己粛清により辛うじて国家間戦争に発展せずに終わるものの、中東地域の紛争は一層激しさを増すこととなる。
- 皇紀2696.03.17
- 本田技研会長武上栄一の名前が日本長者番付の一位に掲載される。実に25年ぶりの日本人による日本長者番付首位獲得であった。
AXS 研究~銑鉄網成立期(2695-2699)
- 皇紀2696.03.25
- ディー・エルデの規模が拡大され、惑星規模になる。同時に、第1世代の追試験をかねて第2世代ネイティヴの研究開発が始まる。
- 皇紀2696.07.21
- 様々な実験を繰り返すうち、ディー・エルデ内部においてレオスのESP能力の発現が確認される。しかしこれはディー・エルデ側の欠陥のひとつであると想定され、原因の特定が急がれる。
- 皇紀2696.10.17
- ディー・エルデの欠陥が見当たらず、原因究明が一時中断される。
- 皇紀2697.01.16
- ユアン・アニヒレィス、ドナルド・ノーランド両博士により、脳内の量子力学的揺らぎに基づくESP作用の仮説が立てられる。しかし実在超能力者の検証例がまだ無い上に超能力犯罪や詐欺が増える可能性があるため、発表は保留される。
- 皇紀2697.01.23
- 捜査などで超能力使用例が多いと思われるアメリカ合衆国において、超能力者の実験協力を呼びかける。
- 皇紀2697.02.16
- 本田技研がダッツ社との共同開発で蒸気機関ロケットエンジンRAPIDの実用化に成功。従来の全てのロケットエンジン、ジェットエンジンを上回る利便性、環境特性、コストパフォーマンスにより、後に自衛隊機の性能と配備数を爆発的に向上させる。
- 皇紀2697.03.30
- 武上栄一社長が唐突に本田技研を自主退社、「日本を再び日本人の国として再建する」という公約で衆議院選挙に立候補。
- 皇紀2697.06.08
- ダッツ社の取引先や共同研究パートナーが世界各地に散らばってきたため、連絡時間や移動時間の削減のために全社的にディー・エルデ上の会議室を利用するようになる。このシステムが取引先に好評を博し、商品化が検討される。
- 皇紀2697.06.15
- 武上栄一が取材に対して極道との繋がりを肯定。これを特定放送局がスキャンダルとして大々的に報道。
- 皇紀2697.06.17
- 先の取材内容の全文が公開され、スキャンダル扱いした特定放送局が却ってバッシングを受ける。
- 皇紀2697.09.25
- 武上栄一が衆議院選挙にトップ当選。
- 皇紀2697.10.09
- 1,568人の超能力者をサンプルとしてあらゆる検証を行うが、一人として仮説どおりの量子的揺らぎが観測されず、仮説の信憑性が疑われる。
- 皇紀2697.10.12
- 視点を変えて、既に詐欺罪で収監されている自称超能力者を用いた対比検証試験が開始される。
- 皇紀2698.
- 衆議院議員武上栄一が人権擁護法(別名在日外国人特権強化法)と選挙権平等法(別名在日外国人選挙権献上法)の廃止に尽力。リップサービスを特定放送局にスキャンダル扱いさせて注目を集め、その後に全ての内容を明らかにさせる戦略を再度活用。日本人の大半と海外メディアに当該法律の違法性を認識させることに成功する。
- 皇紀2698.02.26
- バイエルン州内にあるランツベルク少年院より、詐欺罪で収監されている竜馬・ウォーレンベルクが実験参加を希望しているとの打診。ダッツ社はアメリカ以外では参加者を募集していなかったが、ランツベルク少年院が本社から比較的近くにあるため、参加の申し出を受ける。
- 皇紀2698.03.01
- 竜馬・ウォーレンベルクがESP能力を使用する際に微弱ながら通常と異なる量子的揺らぎの連鎖が観測される。これにより、研究の内容は竜馬・ウォーレンベルクとそれ以外の対比検証にシフトする。
- 皇紀2698.03.02
- ダッツ社が保釈金を支払うことで竜馬・ウォーレンベルクの保釈が決定される。
- 皇紀2698.05.11
- 一部の例外を除いて、世界中の主要発電施設全てが三極炉への切り替えを完遂する。
- 皇紀2698.09.09
- 竜馬・ウォーレンベルクを研究対象として検証を進めた結果、全ての現象が「脳内の量子力学的揺らぎに基づくESP作用の仮説」の延長線上で説明可能であることが確認される。
- 逆に仮説通りの揺らぎが観測されなかったその他全ての実験参加者に「自称超能力者」の認定印が押される。
- この時点で実際に能力を発動するための条件を特定するには至らず。
- 皇紀2698.09.10
- 世間に与える影響を鑑みて討議した結果、仮説で説明可能なESP能力を
AXS として新たに体系化することを決定。ダッツ社研究開発部にAXS 研究課が設立される。 - 皇紀2698.11.12
- ドナルド・ノーランド、ソアラ・リチュール、ユアン・アニヒレィス、社・雪村・アニヒレィス連名で脳内の量子力学的揺らぎに基づく
AXS 作用の仮説が発表される。 - 学会の反応は微妙ながら世間では一種の超能力ブームが再燃するが、既に知名度のある超能力者でダッツ社
AXS 研究課の認定試験を受けようとする超能力者は皆無。すぐに廃れる。認定試験は一般の希望者に対してはその後も存続される。 - 皇紀2698.12.19
- 真理が独自に
AXS 能力百歩神拳 を身に着けることに成功する。百歩神拳 が新たにAXS リストに追加される。これを皮切りに、それぞれのAXS 能力に覚醒するネイティヴが現れ始める。 - 皇紀2698.12.22
- ディー・エルデの本来の使用目的に立ち返り、ネイティヴを用いた大規模
AXS 検証実験の準備が進められる。また、数万単位でのバリエーション自動作成が可能な第3世代ネイティヴの仕様が策定される。 - 皇紀2699.01.09
- 衆議院議員武上栄一が人権擁護法の強権発動による人権委員会の強制査察を受け、あわや暗殺の危機に陥る。しかし身辺警護に当たっていた幹原組の身を挺した活躍により暗殺未遂に終わる。この事件が報道されたことで人権擁護法の危険性が一層知れ渡る。
- 皇紀2699.01.21
- 母集団のバリエーションを更に増やすため、第3世代ネイティヴのサンプル増加試験が開始される。ネイティヴの数が増えると研究員が一人一人の管理を行うのが不可能になるため、自給自足社会の成立が促される。この段階ではまだ正式な通貨はなく、まず食糧生産業がメインとなる大家族的社会が形成される。
- 古今東西の技術・学問資料を集積した総合学習施設、アルトシュタット総合資料館が建設される。
- 皇紀2699.02.21
- 日本国民と海外の後押しにより、人権擁護法と選挙権平等法の撤廃に成功する。
- 皇紀2699.03.02
- ネイティヴ人口が千人を突破。個人それぞれが全てのネイティヴを認識できなくなり、他人意識が強まる。労働対価の不公平感が強くなり、協議によりマルク通貨(アイゼンマルク)が制定される。
- 皇紀2699.03.03
- 梓縁屋相談事務所創立。案件ベースの総合サービス業、主にトラブル解決をメイン業務とする。
- 皇紀2699.03.04
- アルトシュタット総合銀行創立。
- アルトシュタット総合治療院創立。
- 皇紀2699.03.07
- R.E.O.S.重工創立。当初の業務は建設用重機の製造と整備。
- 皇紀2699.03.17
- フリード通信社創立。
- 皇紀2699.03.25
- フリード通信社報道開始。社会の動向を俯瞰する内容の情報配信からスタートする。
- 皇紀2699.04.25
- 皇室侵略阻止の乱。幹原真人を初めとする幹原組有志28人が式典討ち入りにより真録天皇陛下の不当政略結婚を阻止。
- 皇紀2699.05.06
- 武上栄一が第108代日本国内閣総理大臣に就任。内閣に外務大臣を置かないという大胆な戦略で、自らの足で親日各国を回り信頼回復に尽力する。その間、隣国からの訴えは全て無視を決め込む。同時に水面下でマスメディア機関の背後にある特定在日団体資本の排除を開始、報道の公正化事業を強力に推進する。
- 武上栄一総理は就任挨拶で早速前内閣の無能ぶり、それに起因する日本経済の破綻について暴露し、日本国民と社夫人に対して謝罪を行う。これにより2693年以来続いていた社夫人の売国奴疑惑が晴れ、同時に社夫人の個人資産全額すら超える120億円もの寄付が寄せられていたことが発覚。日本全土から社夫人に陳謝状、感謝状が殺到し、それどころかなけなしの生活費を削って詫びるためだけに直接ドイツに赴く「集団謝罪」が多発する。
- 集団謝罪の副次効果で日独の文化交流が促進され、そのモラルの高さが賞賛される。
- 社夫人の出身地である京都府亀岡市では、懺悔と感謝の意を顕すため雪村社記念館の建立計画が当日のうちに認可される。
- ディー・エルデではフリード通信社がこの内容を報道し、6年越しの約束を果たした武上栄一総理に惜しみない賛辞が贈られる。
- 皇紀2699.05.12
- 神崎機械工業株式会社創立。家電や演算素子の製造販売を始める。
- 皇紀2699.06.22
- ニューヨーク・タイムズにラッセル・レヴィンの日本の謝罪と大和魂という記事が載り、各地で反響を呼ぶ。
- しかし日本の朝日新聞社だけが筋の通らないクレームをつけ、撤回を要求する。総理は迅速なメディア正常化が必要であると痛感する。
- 皇紀2699.06.23
- ネイティヴ人口が1千万人を突破し、国家人口並になる。しかし経済バランスの歪みが大きくなり、担当者は対応に苦慮する。
- 皇紀2699.06.28
- 神崎機械工業株式会社が業務拡大により神機重工株式会社と名を改める。
- 皇紀2699.06.30
- ディー・エルデの大規模拡張工事。
- データ保全の観点から各支社がネットワークの一端を担う形になり、分散処理ネットワークが世界中に広がる。内部世界の規模が惑星一個から恒星系一つに拡張される。食物連鎖を成立させるため、より多種の動植物が導入される。
- 生態系と流動データの整合性のためネイティヴごとの復旧用バックアップが廃止され、死者復活が不可能になる。
- 急激に増える人口に対する物資不足の問題を解決するため、
即席成型機 や定点間の短絡 が使用可能になる。 - 以降、ディー・エルデは
銑鉄網 と呼称されるようになる。
銑鉄網自主発展期(2699-2702)
- 皇紀2699.06.30
銑鉄網 の工業化が急ピッチで進む。これに連動してR.E.O.S.重工や神機重工が急速に勢力を伸ばす。- 皇紀2699.07.02
- 何を言っても集団謝罪現象が収まる気配を見せないので、社社長は一度日本を訪問することを決定。
- その日の夕刊で訪日決定が大号外宣伝される。
- 皇紀2699.07.08
銑鉄網 の発展を更に早める試みとして浦島計画 が発案される。しかしこの時点で危ういバランスの上に社会が成り立っており、制御が困難になるため、保留扱いとなる。- 皇紀2699.07.17
- 雪村社ダッツ本社社長が訪日。各国の報道陣が押し寄せる中、殆ど現人神の扱いを受ける。3日で帰るつもりが引き止められてなかなか帰れず、1週間みっちり大歓待された後、惜しまれつつ帰国。
- 皇紀2699.07.20
銑鉄網 をまとめる行政体を組織するため住民投票と代表者会議が行われるが、ヴィルヘルム・フォン・リーデンハイム候補を推すR.E.O.S.重工と東ノ宮時貞候補を推す神機重工のどちらも最後まで譲らず、会議が紛糾する。- 皇紀2699.07.21
- レオス・ノリヴナ・マトリョースカヤがR.E.O.S.重工代表の座を引退。フォルディン・ノリヴィチ・イルクーツキーがその座を引き継ぐ。
- 皇紀2699.07.22
- R.E.O.S.重工勢力を中核とするローアイゼン連邦王国と神機重工勢力を中核とする銑鉄千年帝國が建国宣言を行う。
- 皇紀2699.07.30
- 治安維持を名目に国家の武装化が進み、R.E.O.S.重工と神機重工に兵器製造部門が設立される。
- 皇紀2699.08.28
- 北方領土越境事件。双方主張を譲らず、なし崩し的に東シベリア地域で戦端が開かれる。第一次銑鉄大戦勃発。
- 皇紀2699.09.05
- フリード通信社第1局放送開始。主に
銑鉄網 各地のニュース、経済情勢を取り扱う内容の報道が始まる。 - 皇紀2699.09.06
- なまじ機械戦力が低下しない所為で人員だけが損耗し、双方の死者数が一万人を超える。
- 皇紀2699.09.08
- 銑鉄千年帝國の神帝東宮時貞が終戦のための条件を提示、呑めなければ首都侵攻を開始すると宣言。しかしローアイゼン連邦王国側はこれを拒否。
- 皇紀2699.09.09
- アルトシュタット攻防戦。
短絡 の穴をついた戦略で電撃作戦が展開され、時貞自らが率いる帝國側近衛師団と首都を防衛する連邦王国側親衛隊が真っ向から衝突する。 - アルトシュタット総合治療院に流れ弾が直撃。患者数名と余伴・クロード・バルディッシュが命を落とす。
- 皇紀2699.09.16
- 帝國近衛師団が補給路を絶たれ敗走。指揮をとっていた時貞が負傷する。
- 皇紀2699.09.20
- 銑鉄千年帝國本土決戦開始。神機重工の拠点が次々と焼き討ちにあう。
- 皇紀2699.09.22
- 東京攻防戦。東京上空に進出した旗艦大和が鉄壁の護りを見せるも、それぞれの施設への爆撃を食い止めるには至らず。
- 皇紀2699.09.25
- ローアイゼン連邦王国国王暗殺未遂事件。ヴィルヘルム・フォン・ローアイゼン国王が王都に潜んでいた帝國狙撃兵の凶弾に倒れる。
- 皇紀2699.09.27
- 第一次銑鉄大戦による死者が一千万人を超える。
- 皇紀2699.09.29
- フリード通信社第2局放送開始。任意時間配信方式で
物理界 の古典フィルム放映が始まる。 - 皇紀2699.09.30
- フリード通信社第2局で機動戦士ガンダム劇場版三部作の配信が開始される。
- 皇紀2699.10.01
- ガンダムに感動した兵士達が各地で集団戦闘拒否を敢行。開戦時同様、なし崩し的に休戦状態になる。
- フリード通信社がこれを大々的に報道し、これを機に
銑鉄網 全体で反戦意識が高まると同時にロボットアニメが大流行、この後1年の間に古今東西のロボットアニメがほぼ全て配信される。 - 皇紀2699.10.05
- R.E.O.S.重工、神機重工に宇宙開発部門が設立される。これを皮切りに人型ロボットと宇宙開発関連の技術が急速に発展し始める。
- 皇紀2699.10.11
- 中村屋書店創立、営業開始。
- 皇紀2699.10.17
- R.E.N.I.N.C.設立共同宣言。国際戦争協定調印、第一次銑鉄大戦終結。
- 皇紀2699.10.25
- 中村屋書店が古典漫画書籍の取り扱いを始め、ロボット漫画と少年漫画を中心に大流行が始まる。
- 皇紀2699.10.28
- スペースコロニー第一号建造計画が各社の合意を得る。コロニー建造は筆頭二社を初めとして重工業各社の総力を結集する形で、2700年11月に実行されることが取り決められる。このプロジェクトは
宇宙世紀計画 と命名される。 - 皇紀2700.01.10
- 自動人口増加設備の設定に誤りがあり、年末休業中にネイティヴ人口が爆発的に増えていたことが判明。この時点で7億人にまで達しており、
銑鉄網 一般開放時点の規模とほぼ等しくなる。一度数を減らす案も出るが、諸々の問題から否決される。ひとまず母集団の数は十分であるとして、第3世代ネイティヴの自動増殖を停止する。 - 皇紀2700.02.25
- ネイティヴに初の自然出生が確認される。生まれた男児はオリジ・ネイティヴ第一号として認定され、この日は誕生記念日として
銑鉄網 共通の祝日となる。 - 皇紀2700.04.23
- 第3世代ネイティヴのフィードバック結果による推測から
AXS 能力関連パラメータに手を加えた第4世代ネイティヴの研究開発が開始される。しかし身体能力の異常率が高いため、少数で打ち切られる。 - 皇紀2700.04.24
- R.E.O.S.重工建設部がコロニー建材の開発を完了する。
- 皇紀2700.08.21
- 神機重工開発部材質課が宇宙用作業服第一号を完成させる。
- 皇紀2700.09.28
- R.E.O.S.重工が宇宙開発用輸送機を完成させ、都合10機の生産体制に入る。
- 皇紀2700.10.15
- 神機重工が宇宙用高精度作業機械を完成させる。
- 皇紀2700.11.01
- L3宙域でコロニー建設が始まる。
- 皇紀2700.11.21
- コロニー建設完了。総意を以ってジオニックシティと名付けられる。
- 皇紀2700.11.22
- ジオニックシティへの移民が始まる。
- 皇紀2700.12.01
- ジオニックシティ完成記念式典、R.E.O.S.重工と神機重工の技術披露を兼ねての対抗戦開催。
- ジオン共和国独立宣言。
- 皇紀2701.02.01
- フリード通信社の100%出資でライタース・コロセウムが太平洋上に建設される。
- 皇紀2701.02.09
- フリード通信社第3局開設とともに新番組ドゥエル・デス・ライタース放送開始。ライタース・コロセウムを専用闘技場とし、第3局はドゥエル・デス・ライタースの中継専門の放送局となる。
- 皇紀2701.03.20
- ジオニックシティが地球の重力に引かれ始めていることが観測される。
- 皇紀2701.03.25
- もはや軌道修正は不可能と判断され、住民の脱出が始まる。
- 皇紀2701.03.26
- ジオン国民脱出完了。
- ジオニックシティ解体工事開始。
- 皇紀2701.03.30
- ぎりぎりまで解体工程を進めるものの間に合わず、後ろ半分が落着コースに乗る。
- 解体作業で作業員が崩れた通路に挟まる事故が起きる。残された脱出ルートのハッチを作業服の外枠が通らなかったため脱出不能になり、結果死者5名を出す。
- 皇紀2701.03.31
- ジオニックシティ落着。最後の軌道修正が幸いして幾つかの破片が太平洋中央部に落着するにとどまったものの、大津波で沿岸の都市部が多大な被害を受ける。
- ライタース・コロセウムが破片の直撃を受け消滅、フリード通信社開局以来の大赤字を叩き出す。しかしコロセウム喪失をいとわず太平洋上への落着誘導を提案した経緯から、株価は上昇傾向を見せる。
- ドゥエル・デス・ライタース開催不能状態のため、フリード通信社第3局が暫く活動を休止する。
- 皇紀2701.04.01
- ジオン共和国解体宣言がR.E.N.I.N.C.に受理される。
- 皇紀2701.04.02
- 落着事故の原因判明。コロニーを共同制作した各社の部品規格に不整合があったためであると報道される。
- 皇紀2701.04.03
- 作業員死亡事故の原因を知った神機重工開発部材質課課長が自刃。部下も後を追いかねない事態になったため、開発部材質課を解体、追放することで場を収めることとする。
- 皇紀2701.04.05
- R.E.N.I.P.F.発足。E.I.S.E.N.が策定され、工業品の規格統一が始まる。
- 皇紀2701.04.09
- 梓縁屋相談事務所に商品開発部が設立される。
- 事業規模拡大につき、株式会社梓縁屋と名称を改める。
- 神機重工と申し合わせの上、元神機重工開発部材質課社員を商品開発部の中核に置いていることは社外秘とされる。
- 皇紀2701.05.08
- E.I.S.E.N.1.0確定。
- 皇紀2701.08.01
- 日本政府が大手全国ネット放送局の一つから特定在日団体資本を完全撤退させることに成功。これにより在日特定外国人の犯罪行為が数万件単位で次々に暴露される。これらの犯罪を公安が堂々と摘発することが可能になり、在日特定外国人の脱税と違法営業の温床であったパチンコ業界、高利貸し業界への取り締まりが強化される。
- 皇紀2701.10.03
- 日本では衆議院任期満了による総選挙が実施される。マスメディア正常化の効果は大きく、この選挙で国会内の利敵分子の大部分を排除することに成功する。成立した第二次武上内閣は、以前にも増して磐石の構えとなる。
- 皇紀2701.10.22
- 29年前に総理の実家に放火を行い家族を殺害した事件の実行犯と元組織が一斉検挙される。日本名だけでなく本名も含めて全てが公開され、世間一般に在日特定外国人の危険性が認知される。
- 皇紀2701.10.30
- コロニー建設計画第二案が合意に至る。今度は落着の危険が少ないL4宙域への建設計画となる。
第二次宇宙世紀計画 始動。 - 皇紀2701.12.12
- 世論を味方につけた武上総理が在日特定外国人から全ての特権を剥奪。年間10兆4千億円の不正使用国家予算を取り戻し、日本経済再建の足がかりとする。更に騒ぎ立てる人権擁護連中の意見を、地道に信頼を築いた協力国家多数の意見を以って見事に封殺する手腕を披露する。
- 皇紀2702.02.17
- 時効寸前で放火犯の死刑が確定する。
- 皇紀2702.03.22
- 神機重工が
対消滅噴進機 を完成させる。 - 皇紀2702.06.04
第二次宇宙世紀計画 において、以前の神機重工製宇宙用作業服を上回るものがなく、候補選定に行き詰まる。そこで改めて候補を募集することとなる。- 皇紀2702.06.09
- 梓縁屋より全環境対応着衣
EVERY-WARE 0.95Rの見本が提出される。E.I.S.E.N.1.0の基準を満たしていることは勿論、気密性、耐熱性、対衝撃性、対刃性、放射線防護機能、軽量さ、柔軟性など全てにおいて期待を上回るものであり、更に優れた自浄効果まであったため、即座に採用が決定される。 - 皇紀2702.06.18
- 日本政府が公営カジノの設置と金融機関の貸し渋り対策政策を実行。パチンコと高利貸しが本格的に衰退を始め、特定国家の資金源が半減する。
- 皇紀2702.10.01
- L4宙域にコロニー第二号の建設が始まる。
- 皇紀2702.10.31
- 二号コロニー居住希望者が予想以上に少なく、定員割れが確定する。
- 皇紀2702.11.13
- コロニー第二号完成。コンチェルトと命名される。
- 皇紀2702.11.14
- コンチェルトにジオン慰霊碑が建てられる。
- 皇紀2702.11.16
- コンチェルトへの移民開始。
- 皇紀2702.12.01
- コンチェルトにおいてジオン慰霊祭が執り行われる。この式典で元ジオン国民アミカ・ノープスが教皇戴冠の儀を受け、初の宗教国家聖ヨハネ連合共和国が成立する。
- 皇紀2702.12.08
- 梓縁屋より全環境対応着衣
EVERY-WARE 1.0のライダーモデル、インナーモデルが同時発売される。 - 皇紀2702.12.12
- 第4世代の修正版として第5世代ネイティヴの開発が開始される。しかし今度は人格的に問題が認められたため、すぐに打ち切られる。
領域拡大期(2702-2709)
- 皇紀2703.01.08
- ミュンヘン大学インターン研究員アルス・ラン・スカーレットのインターベースが突如
AXS 能力に覚醒する。しかし研究員本人のAXS 能力は覚醒せず、物理界 側の検証実験は成果なし。 - 皇紀2703.01.30
不思議の国計画 発動。AXS 検証のためネイティヴを物理界 で活動可能にする素体、フロントラインベースの開発が始まる。- 皇紀2703.02.27
- フロントラインベース開発において本田技研との共同研究が決定。ミュンヘン大学よりダッツ・ヤーパンにアルス・ラン・スカーレット、レオン・リブレ・モータースらが入社。
- 皇紀2703.09.18
- ダッツ社の流通部門がダッツ・ハンデルス社として独立。
銑鉄網 で開発された商材が物理界 で販売され始める。第一弾商品として株式会社梓縁屋のEVERY-WARE インナーモデルの販売が始まる。 - また、この頃から
物理界 の商品をオブジェクトデータとして銑鉄網 に持ち込む場合の法整備が検討され始める。 - 皇紀2703.10.01
- ダッツ・ハンデルス社の出資により、アルトシュタット総合銀行ベルリン支店が設立される。ネイティヴが外貨を持ち始めたため、これに対応してアルトシュタット総合銀行が為替取引を開始する。アイゼンマルクと外貨の両替が可能になる。
- アルトシュタット総合銀行は
物理界 初のネイティヴを代表に持つ法人となる。 - 皇紀2703.10.16
- 靴のデザインで玄人に定評があるI.D.社より
EVERY-WARE 素材を使用した靴の販売は出来ないかと提案があり、ダッツ社の仲介により、梓縁屋(銑鉄網 )とI.D.社(物理界 )の業務提携が開始される。これが史上初の越境業務提携となる。 - 武上栄一総理がダッツ・ヤーパンのソアラ・リチュールよりネイティヴ主導法人で日本に支社を設立したい者がいるとの報せを受け、内閣調査室に命じてその企業、梓縁屋の調査を開始する。
- 皇紀2703.10.21
- 梓縁屋とI.D.社で検討した結果、
EVERY-WARE ライダーモデル用の靴底アタッチメントと独立シューズの開発が始まる。 - 皇紀2703.10.23
- 内閣調査室から「素性に問題なし、素行に多少問題あり」との報告があり、今度は日本国総理大臣自ら面談に赴く。梓縁屋真理との直接対話の結果、総理の目を以ってして「間違いなく日本の心を持っている」との判定が下り、日本への企業参入が認可される。
- 皇紀2703.10.24
- 武上内閣が積極的経済政策の傍ら、後の
銑鉄網 企業参入とネイティヴ入植に備えて企業強化政策と法整備を開始する。 - 皇紀2703.10.26
- 梓縁屋東京支社設立。
- 皇紀2703.12.01
- 聖ヨハネ連合共和国成立一周年記念式典。二号コロニーの安全性に問題は無いとされ、三号、四号、五号コロニーの建設が開始される。
- 皇紀2703.12.24
EVERY-WARE ライダーモデル1.2と靴底アタッチメント、シューズモデルの販売が始まる。- 皇紀2704.02.19
- 三号、四号、五号コロニー完成。移民開始。
- 皇紀2704.03.30
- 日本政府立ち入り検査により、生体ベースフロントラインベースの開発に関して人体クローニング違反の勧告がなされる。このためフロントラインベース研究の半分をダッツUSAに移し、日本では機械ベースの仮設フロントラインベースを用いて研究を継続することとなる。これによりプロジェクトが二つに分かれ、機械ベースの研究主任にアルス・ラン・スカーレットが指名される。
- この勧告は日本の正規の法に従って為されたものであり、日本政府とダッツ社が癒着していない証拠を示す良い事例のひとつとされる。
- 皇紀2704.04.07
- ダッツUSAの生体フロントラインベース研究にR.E.O.S.重工が参加。R.E.O.S.重工のイデオン干渉センサー関連技術が急激に伸びる。
- フロントラインベースインターフェイスによってネイティヴがいわゆる「神の国」への第一歩を記す可能性があることについて、混乱が予想されるためR.E.O.S.重工は情報を秘匿。
- 皇紀2704.04.14
- ダッツ・ヤーパンと本田技研の機械ベースフロントラインベース研究に神機重工が参加。神機重工の精密動作機械技術が急激に伸びる。
- R.E.O.S.重工同様の考えから、神機重工も計画に関する情報を伏せることを決定。
- 皇紀2704.11.01
- G日本銀行券流通開始。流通開始まで何故か伏せられていた百万円券の肖像は社・雪村・アニヒレィスであり、日本国民の九割がこれを支持した。残りの一割は「総理の方が良かった」と発言した。
- 皇紀2705.01.16
- アルス・ラン・スカーレットを主任研究員として、発生ベースを刷新した第6世代ネイティヴの研究が始まる。
- 皇紀2705.04.01
- フリード通信社の技術系番組にゲストとして呼ばれた神崎暦がフォルディン・ノリヴィチ・イルクーツキーとの議論に熱くなり、思わずフロントラインベース開発計画について口走る。これにより、互いに別の方式のフロントラインベース開発に関わっていることに気付く。
- 全国から被検体希望者が殺到、四月馬鹿で済まなくなる。
- 皇紀2705.04.03
- フリード通信社を通じてダッツ社の公式声明が発表される。フロントラインベースインターフェイスの開発にはまだ数年かかるが、成功の暁には誰もが両界を行き来できるようになる可能性があるとの内容に
銑鉄網 全体のテンションが上がる。また、被検体としてはAXS 能力が高い者を特に必要とするとの触れ込みから、自主的なAXS 能力の開発研究が活発になる。 - 皇紀2705.09.10
- 隣国が宣戦布告も無く日本への武力侵攻を開始、同時に帰化隣国人自衛官幹部による反乱が各地で勃発。日本海戦争開戦。しかし佐世保自衛艦反乱事件の収束を機に各地の反乱は鎮圧され、直接の武力攻撃も零式艦上支援戦闘機の定数配備が整った海上自衛隊と航空自衛隊によって退けられる。
- 皇紀2705.09.23
- 自衛隊が敵航空戦力並びに海上戦力を殲滅、隣国首都上空を制圧。ブルー・インパルス所属機が首都上空に日の丸を描く。
- 皇紀2705.09.24
- 隣国が被害者面で日本に2兆円の損害賠償を請求する。これだけでも十分物笑いの種だと言うのに、武上栄一総理の返事がそれを更に煽る。総理が隣国政府に突き返したたった一枚の書状は100年分の隣国支援費と慰謝料、更に文化貸出料(ウリナラ起源を主張する日本文化全てについてのレンタル料金)を合わせて1426兆5200億円の返済を要求する支払請求書であり、その裏には一言「馬鹿め」と書かれていたのである。
- この件についての記者会見で武上栄一総理は日本独立国家宣言を行う。
- 皇紀2705.09.27
- 大陸側政府に援助を求めた隣国首相が訪問先で罵倒され見捨てられた上に逮捕され、世界中の物笑いの種になる。日本海戦争終結。
- 皇紀2705.10.02
- 日本国において第三次武上内閣成立。支持率は前代未聞の99.8%。
- 皇紀2705.11.22
- 皇室典範改正。一世一元の制と退位禁止の原則が撤廃され、元号が「真録」(しんろく)に改められる。
- 皇紀2705.12.01
- 2705年流行語大賞に総理の一言「馬鹿め」が選出される。次点は「文化貸出料」。
- 皇紀2705.12.31
- 2705年世界爆笑ニュース大賞に他を寄せ付けない勢いで「隣国首相逮捕」が選出される。
- 皇紀2706.01.31
- 第6世代ネイティヴの第一号が自我を持つに至る。検査の結果ネイティヴとしての能力に問題は無いものの、以前のものを上回る結果は得られず。
- 皇紀2706.02.11
- 日本が正式に国連常任理事国入りを果たす。
- 皇紀2706.11.29
- 生体ベースフロントラインベースが検証可能状態になるも、未完成状態の生体フロントラインベースに対する相次ぐ拒絶反応から実験が滞る。
- 皇紀2706.12.03
- フロントラインベースとの適合性を最重要課題として、ダッツ・ヤーパンで第7世代ネイティヴの開発が開始される。サンプルは少数精鋭で3体のみとされる。
- 皇紀2707.03.29
- 本田技研の尽力により機械ベース仮設フロントラインベースの動作精度が生体ベースフロントラインベースの動作要求水準を超え、エレクトリック・フロントラインベースとして正式採用される。
- 皇紀2707.04.05
- 第7世代ネイティヴの基礎研究が終わり、起動実験が開始される。サンプル3体はそれぞれルイーゼ、アリーセ、イリーネと命名される。
- 皇紀2707.04.15
- 第7世代ネイティヴ全員のエレクトリック・フロントラインベース適合を確認。また、他の検体においてもエレクトリック・フロントラインベースで拒絶反応は起きないことが確認される。当初の予想通り機械ベースでは
AXS 能力は発動せず。 - 皇紀2708.01.11
- 週刊少年アクセル誌上において逆境王ハーディ・ネスの連載が始まる。
- 皇紀2708.04.03
- 逆境王ハーディ・ネスの人気が徐々に上昇している動向を察知して、フリード通信社制作部で逆境王ハーディ・ネスのアニメ化企画が立ち上がり、アニメーション制作課が設立される。
- 皇紀2708.06.13
- 検体2号アリーセが偶発的に
AXS 能力に覚醒する。 - 皇紀2708.06.30
- 微弱ながら、検体2号アリーセの
物理界 におけるAXS 能力の発動が確認される。この段階で生体ベースフロントラインベースへの完全適合が確認され、生体ベースフロントラインベースの呼称がアコースティック・フロントラインベースと改められる。しかし一般のネイティヴが拒絶反応を起こさなくなるまでアコースティック・フロントラインベースの開発は継続されることとなる。 物理界 でAXS の効力が弱まる原因については特定に至らず。研究の続行に加えて新たな実験方法が求められる。- 皇紀2708.07.06
物理界 とアコースティック・フロントラインベースへの慣熟を名目に、アリーセが小夜という名前で密かに東京都内の中学校に通い始める。- 皇紀2708.07.10
AXS 研究の一環として銑鉄網 に多数の民間人を導入する案が提出される。しかし研究として明確な利点が見出せなかったため却下される。- 皇紀2708.07.11
- 逆境王ハーディ・ネスアニメ版試作第一話完成試写会。しかし真理に全面リテイクを食らう。
- 皇紀2708.07.17
銑鉄網 に民間人を導入する案が、今度はアルトシュタット総合資料館名義で再度提出される。再提出案には商業的にネイティヴにとっての利点(外貨の入手によるフロントラインベースやその他物品獲得の可能性など)やダッツ社にとっての利点(フロントラインベース販売、ネットワーク利用料、広告費、アイゼンマルク通貨換金の可能性)についても詳細に述べられていたため、ネイティヴの9割と社内の6割の支持を受け、可決される。- 可決後、レオスが3年前に「成功の暁には誰もが両界を行き来できるようになる可能性がある」の部分を勝手に付け足したことを告白するが、不問とされる。
- 皇紀2708.07.21
銑鉄網 一般公開にあたり、R.E.N.I.P.F.とアルトシュタット総合銀行、ダッツ・ハンデルス社、各国中央銀行との間で、銑鉄網 における物理界 の商材の取り扱いと物理界 におけるアイゼンマルク通貨の取り扱いについての議論が交わされる。- 最終的に、
物理界 ではアイゼンマルクを一種のクレジット商材として扱うことで双方の商材交流を可能にすることが決定される。 - 皇紀2708.07.22
- フリード通信社が
銑鉄網 の目玉アトラクションとしてドゥエル・デス・ライタースの復活を企画。R.E.O.S.重工と神機重工の両社にドゥエル・デス・ライタース用機動兵器の制作が依頼される。 - ダッツ・ヤーパン開発部の協力により、物資損耗の無い仮想対戦システム組み込みが開始される。
- 皇紀2708.07.23
銑鉄網 の広報イメージキャラとしてアリーセの起用が決定される。- 皇紀2708.07.27
- アルス・ラン・スカーレット主導による
鏡の国計画 始動。プレイヤーが銑鉄網 に直接神経接続を行うインターフェイスの開発が始まる。 - 皇紀2708.08.28
- アコースティック・フロントラインベースの精神注入インターフェイスを応用した精神接続方式のインターベースインターフェイスの試作版が稼動状態になり、テストプレイが開始される。
- 皇紀2708.09.02
- ドゥエル・デス・ライタース復活第一戦。双方が完全な人型機動兵器を用いての初のドゥエル・デス・ライタースとなる。
- R.E.O.S.重工のゾルダートはイデオン干渉センサーを用いた
人馬一体 インターフェイスが素晴らしい出来であるもののハードウェア面の進歩がなく、一方の神機重工の兵は素晴らしく優雅な動きを見せるもののインターフェイスが前時代的操縦桿で直観的に動かせないという、一長一短の勝負となる。 - 双方の申し出により、11月の再戦が約束される。
- 皇紀2708.09.04
- 長所と短所の技術格差があまりに大きいため、R.E.O.S.重工と神機重工で次回ドゥエル・デス・ライタースまでの期間限定技術供与契約が締結される。
- 皇紀2708.09.23
人馬一体 インターフェイスで精神接続を行うと、一部のAXS 能力が機動兵器の可動肢を通して発動可能なことが確認される(ツェペリの法則)。以降、5年半磨かれたAXS 関連技術を駆使して、人型機動兵器にAXS 対応機能が次々盛り込まれる。- 皇紀2708.09.24
- ダッツ社の
AXS と環境要因の研究班が本筋のAXS 研究プロジェクトから独立する。 - 皇紀2708.09.29
物理界 においてアルス・ラン・スカーレットとレオン・リブレ・モータースのAXS 能力覚醒が認められる。しかしやはり効力についてはかなり弱いものにとどまる。- 皇紀2708.10.01
- 公認
AXS 能力者竜馬・ウォーレンベルクを再度起用して精神接続方式インターベースインターフェイスの使用実験を行う。結果、銑鉄網 内部限定で普段の一千倍前後の能力を発揮することが確認される。 - 皇紀2708.10.03
- 逆境王ハーディ・ネスアニメ版試作第一話第二版完成試写会。大好評を以って迎えられる。
- 皇紀2708.10.04
- 逆境王ハーディ・ネスアニメ版第一話仮配信開始。
銑鉄網 におけるハーディ・ネス人気に火がつく。 - 皇紀2708.10.26
- 週刊少年アクセル誌上において逆境王ハーディ・ネスの掲載順位が下から3つ目になり、遠からず打ち切りの危機に陥る。
- 皇紀2708.10.27
- ファントム化現象初観測。予期せぬ事故から竜馬・ウォーレンベルクが帰らぬ人となる。
- 可能な限り速やかに
物理界 に帰還する手段を提供する約束を交わし、鏡の国計画 が一時凍結される。 - 皇紀2708.11.01
- ドゥエル・デス・ライタース復活第二戦。今度は双方の機体完成度が極めて高く、
人馬一体 精神接続と精密動作四肢、更にAXS 拡張能力までも駆使したダイナミックな戦闘が大好評を得る。 - この第二戦で武を競ったローアイゼン汎用騎兵と銑鉄格闘軽騎兵を由来として一品限りの人型機動兵器が
銑鉄 と呼ばれるようになり、これが整理されて鉄 と銑鉄 という区分が発生する。 - ドゥエル・デス・ライタースが正式に
銑鉄網 導入戦略の目玉アトラクションとして認可される。 - フリード通信社第3局営業再開。
- 皇紀2708.11.04
- フリード通信社第3局の体系化とルール改訂に伴い、ドゥエル・デス・ライタースの呼称を鉄級(アイゼン・リーガ)に改める。
- 皇紀2708.11.09
- フリード通信社制作部で試験制作された逆境王ハーディ・ネスのアニメ版第一話が各国語仕様で
物理界 のネット上に流出し、大反響を通り越して事件扱いされる。 - 後に、これは真理がハーディ・ネスの打ち切り回避を意図して梓縁屋東京支社から流したものであると判明する。
- 皇紀2708.11.11
- ダッツ・ヤーパンの仲介で、フリード通信社と週刊少年アクセル編集部の間で正式にアニメーション制作契約と
銑鉄網 経由全世界放映契約が締結される。同時にダッツ社がスポンサー契約を結ぶ。 - 皇紀2708.11.16
- R.E.O.S.重工の協力を得てインターベースインターフェイスの根本的再設計が開始される。
鏡の国計画 再始動。 - 皇紀2708.11.25
- R.E.N.I.P.F.の指示を受け、版権対策のためにR.E.O.S.重工開発部第7課と神機重工開発部第3課、その周辺人員がそれぞれ独立。アナハイム・エレクトロニクスと光子力研究所が設立される。
- 皇紀2708.11.27
- 更にR.E.O.S.重工開発部第11課と神機重工開発部第14課が独立、合併。造船業を主体とする企業国家ロンバルディアが誕生する。
- 皇紀2709.12.08
- 本田技研で新衝突保護システムインパクト・セーフティαが完成する。
- 皇紀2708.12.10
- 日本政府による勧告から、広報に使用する素体がアコースティック・フロントラインベースからエレクトリック・フロントラインベースに急遽変更される。方針転換に伴い、突発で二次元意匠でインパクト・セーフティαを取り入れた新エレクトリック・フロントラインベースを組むプロジェクトが発足、即座に認可される。
- 皇紀2708.12.23
- フロントラインベース開発課のみならず手すきの社員を総動員して、納期間際にどうにか新型のエレクトリック・フロントラインベースが完成する。併せて
EVERY-WARE の特注版も納入される。 - 皇紀2708.12.24
銑鉄網 一般開放宣言。アリーセ・ナハティア・アルトシュタットがイメージキャラとして大々的に人々の目に触れる。- 逆境王ハーディ・ネスアニメ版のフリード通信社経由全世界放映が発表される。
- 皇紀2708.12.25
銑鉄網 と物理界 の双方向通信が制限解除される。これにより漸くネイティヴがインターネットなどの一般ネットワークにアクセス可能になる。- 皇紀2709.01.07
- 逆境王ハーディ・ネス第1,2,3巻同時発売。全世界放映発表直後の上に3冊分の内容の殆どが描き直されるという異例の事態で、奇跡の大人気御礼。店頭で在庫切れの悲鳴が上がり、初版にプレミアがつく。
- 中村屋書店でも同日に販売が開始され、大人気を博する。
- 皇紀2709.01.27
- 再設計されたインターベースインターフェイスが稼働状態になる。期限が迫っているため、予算枠を無視した全社総員体制でデバッグが進む。
- 皇紀2709.03.01
- フリード通信社第4、5、6局放送開始。
銑鉄網 一般解放前カウントダウンサービスと称し、インターネットを介して物理界 へのフリード通信社コンテンツ配信が始まる。- 皇紀2709.03.10
- ダッツ社より、接続クライアントを2グレード4価格帯で提供し、アップグレードは差額で提供する旨の告知が行われる。
- 皇紀2709.03.18
- 期限間際の土壇場で
人馬一体 タイプ接続クライアントの最後のバグが除去される。 - この時点で
人馬一体 の導入割合は全体の2%。今更ながら採算割れが危惧される。 - 皇紀2709.03.20
- 日本各地においてアコースティック・フロントラインベース販売に関する住民投票が実施される。
- 皇紀2709.03.23
- 住民投票の圧倒的賛成多数を以って、日本政府よりレギュレーションの範囲内でのアコースティック・フロントラインベースの製造・販売認可が下りる。
- 皇紀2709.04.01
銑鉄網 一般開放。- サイザー演奏軽騎兵の披露と記念コンサート開催。
- ライヴコンサートの反響から
人馬一体 タイプが飛ぶ様に売れ始める。 - フリード通信社より逆境王ハーディ・ネス第一話・第二話配信開始。
- 日本国の武上総理は
銑鉄網 一般開放に対する祝辞を贈るとともにローアイゼン連邦王国、銑鉄千年帝國、聖ヨハネ連合共和国の三国と正式に国交を樹立したいと提案する。この提案は当日のうちに全て受け入れられる。 - この時点で日本と日本に協力的な国家においては各企業が十分な競争力を持ちえていたため、技術力がある上に価格の安い
銑鉄網 企業が参入を果たしても経済的損害は最低限に抑えられる結果となる。
一般交流~動乱期(2709-)
- 皇紀2709.04.15
- ジオン公国成立。
銑鉄網 初のフォーリナ主導国家となる。 - 皇紀2709.04.23
- エレクトリック・フロントラインベースの初回生産分5体が納入される。納入先は東京3件、京都1件、福岡1件。
- 皇紀2709.04.26
- 土日で評判が広まったらしく、ダッツ・ヤーパンにDOS攻撃かと見紛うばかりのエレクトリック・フロントラインベース制作注文が殺到する。
- 本田技研フロントラインベース工房の規模拡大が決定される。
- 皇紀2709.06.01
- 普通乗用車の三倍は値が張るエレクトリック・フロントラインベースの受注数が早々に1万件を突破。これにより、オプション機材であるフロントラインベースが様々なメディアで話題に上り、ある意味
銑鉄網 そのもの以上に注目を浴びるようになる。 - 皇紀2709.06.09
AXS と環境要因の研究から、梓縁屋開発部においてAXS の指向性を高める素材"AXS-CELARATOR "開発の目処が立つ。しかし耐久性などの面で不安があるため試用試験が開始される。- 皇紀2709.07.04
銑鉄網 にアメリカ大合衆国成立。- 皇紀2709.07.09
銑鉄網 にNGO団体ハート・ウォーマー設立。- 皇紀2709.10.01
- 第四次武上内閣成立。
- 皇紀2710.01.08
- ローアイゼン連邦王国初代国王ヴィルヘルム・フォン・ローアイゼン逝去。
- 銑鉄千年帝國の神帝東宮時貞より手向けの言葉が贈られる。
- 皇紀2710.01.20
- ローアイゼン連邦王国二代目国王アネリー・フォン・ローアイゼン即位。
- 皇紀2710.01.22
- 東京都内に居住するネイティヴ・ローアイゼンの人口が1,000人を突破する。
- 皇紀2710.02.18
- ネイティヴの人権について国連会議で取り沙汰される。
- 皇紀2710.03.17
- フロントラインベース特需から日本の経済力がドイツにほぼ並ぶ第3位まで回復するに至る。
- 皇紀2710.04.01
- 王都アルトシュタットで
銑鉄網 一般開放一周年式典開催。 - 皇紀2710.08.17
物理界 における全地球的外宇宙探査計画の第1段階、天空の塔計画に神機重工の参画が決定する。神機重工全社のみならず銑鉄網 総国家を挙げてのお祭り騒ぎになる。- 皇紀2710.08.22
- 武田勇気完全監修で
EVERY-WARE の二階堂真一モデルが販売開始され、物理界 と銑鉄網 の双方でヒット商品になる。 - 皇紀2710.09.01
- 竜馬・ウォーレンベルクが初のファントム・ブラッドとして新生する。
- 皇紀2710.09.12
- 大陸中心国家政府が
健駄羅計画 の実現可能性についてダッツ社に打診。ユアン・アニヒレィス会長は「やるべきではない」と一蹴する。 - 皇紀2710.09.25
- 第一回諸国対抗野球銑鉄杯(
鉄 に搭乗して行う野球)が開催される。レギュレーションの不備から怪我人が多数出るが、高視聴率をマークする。 - 皇紀2710.10.03
- ドイツ連邦共和国において、実体を持つネイティヴ・ローアイゼンやファントム・ブラッドの戸籍登録が認められる。同時に、ネイティヴ・ローアイゼンとフォーリナの婚姻が可能になる。
- 皇紀2710.11.11
- 日本が対外負債を完済。
- 皇紀2710.12.07
- レオス・ノリヴナ・マトリョースカヤ、フォルディン・ノリヴィチ・イルクーツキーの両名が国際戦争協定その他違反の容疑で起訴立件される。
- 同日、銑鉄千年帝國他諸国がローアイゼン連邦王国に対して宣戦布告を行う。これと同時にローアイゼン連邦王国国内の連邦が一斉に離反。第二次銑鉄大戦勃発。
- 更に同月下旬までに梓縁屋真理、エリク・フリード・リンデンベルガー、西魯も別件で身柄を拘束されることとなる。
- 皇紀2711.01.21
- 銑鉄千年帝國が
銑鉄網 全国家に対して宣戦布告。 - この混乱に乗じて梓縁屋真理やエリク・フリード・リンデンベルガーが脱獄、アルトシュタット攻略戦も先送りとなる。
- 皇紀2711.01.23
- 富山公司がアルトシュタット総合銀行に対して10兆円規模の外貨買いを仕掛け、アイゼンマルクの貨幣価値が急落。取り付け騒ぎになる。これによりダッツ社資産差し押さえ騒動並びに
銑鉄網 閉鎖騒動が発生。 - しかし日本政府がアイゼンマルク通貨に対して20兆円までの保証を行う準備があることを表明したため、アイゼンマルクの価値下落が止まり、ほぼ元の水準にまで回復する。ダッツ社の倒産が回避され、
銑鉄網 閉鎖騒動に収束の兆しが見え始める。 - 皇紀2711.01.24
- 武上総理が日本政府予算を独断で使用したとして警視庁に自首、引責辞職。世界中の人々から辞職撤回の嘆願書が届けられるが、総理は逆に自ら一通の嘆願書を書き残して出頭、その輝かしい経歴に終止符を打つ。総理が書き残したこの嘆願書は武上総理の逆嘆願書と呼ばれる。
- 皇紀2711.01.25
- レオス・ノリヴナ・マトリョースカヤが入れ子状多層世界と神の存在に関する仮説を発表。
出来事
終末の金曜日(The Friday Of Conclusion)
1年前に予告されていた錬成炉の登場による貴金属価値の大暴落に対して何も有効な手段を講じなかった日本政府が愚かにも更に隣国とアジア最大のかの国に大規模資金援助を行い、自らの経済に止めを刺した日のこと。2693年8月5日。
この愚行により日本円の通貨価値はまさに紙屑同然となり、日本は大東亜戦争終結以降最悪の餓死者(名目上は過労死者)を出し、海外からの援助も殆ど特権階級の在日特定外国人に掠め取られるという地獄の日々が続くこととなる。
新生の金曜日(The Friday Of Rebirth)
第四次産業革命(The 4th Industrial Revolution)
三極素粒子の実用化技術による慢性的資源枯渇問題の解決、演算速度の爆発的向上、新技術の波及による急激な方法論革新と需要拡大。これら一連の現象を指す。
人権擁護法(A Law In Support Of Human Rights)
別名在日外国人特権強化法。日本史上最大の悪法と名高い法律である。
これは何かと言えば、「在日外国人が人権の名のもとに日本人を自由勝手に裁くための、他の法律から独立した特別ルールと特別機関を作る法律」である。こう書き綴ると法治国家日本でそんな法律が通るわけが無いと思われてしまいがちだが、そうではない。戦後60年もかけてじっくりと日本の教育をゆがめて立派な自虐民族に仕立て上げ、自作自演の右翼団体で愛国心の品位を落とし、マスメディアを乗っ取り、政治から関心をそらし、その上で法案を人権というオブラートに包み、もののついでに国連にあることないこと吹聴して外圧でもかけさせれば、通らない法案など殆ど無い。
2662年前期国会に法案提出、散々揉めた末に2663年後期に一度廃案となる。2665年後半に修正案がまた国会で引き合いに出されるも提出は見送られ、皆が忘れた頃の2679年後期に密かに通過。2680年から早速施行され、2699年に漸く撤廃されるまで猛威を振るう。
選挙権平等法(A Law To Guarantee Equality Of The Right To Vote)
皇室侵略阻止の乱(The assault war to defence the single family lineage at all generations)
幹原真人を初めとする幹原組有志28人が式典討ち入りにより真録天皇陛下の不当政略結婚を阻止した事件。
ことは2699年4月25日のことである。この日は眞子陛下のご成婚式の日取りであった。しかしこれは、日本国民にとって手放しで祝福できるものではなかった。何故ならば、眞子陛下は皇室父系血統の末裔に当たる女性天皇であり、相手は民間人の男だったからだ。つまり察しの良い方ならばご理解いただけると思うが、この婚姻の成立はすなわち日本皇室初代から続く大原則、万世一系の原則の瓦解であったのだ。
これは同年2月21日の人権擁護法撤廃により勢力を削がれた在日特定外国人組織の報復であった。人権委員会という超法規組織を失ったといえどもまだ組織の勢力は根強く、議会や官庁、そしてマスコミにおいて絶大な影響力を持っていた。在日特定外国人組織はマスコミを煽って皇族の婚姻の自由と天皇の直系継承、そして国際融和政策を主張するキャンペーンを張り、議会では露骨な引き伸ばし工作を行った。その効力は絶大で、人権委員会を廃絶に追い込んだ武上栄一衆議院議員(後の総理)とその一派ですら式典当日までこれを覆すことはかなわなかったのである。しかもあろうことか、結婚相手の男は日本名を名乗っただけの在日隣国人だった。これは皇室の名誉を貶めようとする最悪の謀略であった。
そうしているうちに挙式予定日になってしまい、最終的に法の枠を超えてこれに対抗したのは、幹原真人率いる幹原組討ち入り部隊総勢28名であった。幹原組討ち入り部隊は生放送中のカメラの目の前で在日隣国人の男を締め上げて企みを自白させ、日本皇室を死守した。
さて、この話にはまだ続きがある。後日の記者会見の場において、畏れ多くも「本当の理想の男性はどのようなタイプですか」という質問をした無礼な記者がいたのだが、眞子陛下はその例としてはっきり幹原真人の名を挙げておいでなのである。そして何より問題なのは、大半のマスメディアがこれを「万世一系の危機去らず」と報道したことである。これがいわゆる恣意報道の恐ろしいところなのだが、陛下は単に類型の例として幹原真人の名を挙げられただけで、決して幹原真人個人に対して思慕の情を表明されたわけではないのである。
だがこの報道は、日本の国民感情のど真ん中に強烈な亀裂を入れた。日本の伝統を重視するか、陛下の意思を尊重するかで二つに割れてしまったのである。実際そんな問題ではなかったはずだが、そういう問題にされてしまった。そして組織のシナリオでは、この数日後に幹原真人は獄中で暴徒に刺殺される予定であった。しかしそれが実現することはなかった。何故なら、この事態を重く見た幹原真人は、その晩に一筆したためて割腹自決したからである。それは潔い最期であったと言われる。
彼の命を賭した訴えが天に届いたのか、2705年11月22の皇室典範改正により退位が可能になったため、2711年3月22日には眞子陛下は旧皇族父系の裕彦親王に皇位を継承され、皇室と万世一系の原則は無事に後の世代に受け継がれることとなった。また、皇室典範改正と同時に元号は「真録」(しんろく)に改められた。これは2705年が日本が真の独立を果たした記念すべき年であることと、命を投げ打って日本と皇室を守り抜いた幹原真人の名を歴史に遺すべく定められたものである。
後にこの一件は「真録」というタイトルの映画になり、パラオで初放映された際にはのべ観客動員数が国の人口を上回るというとんでもない事態を引き起こした。
北方領土越境事件(crossing the border of Northern Teritories)
第一次銑鉄大戦の発端となる事件。2699年8月28日に発生。
2699年7月20日の会議紛糾から同月22日にはローアイゼン連邦王国と銑鉄千年帝國の二つの国家が建国され、その後急ピッチで領土割り当てと国境警備隊の配備が進むこととなる。この領土割りは話を手早く進めるために
そのような状況の中、同年8月27日夕刻に運悪く同時に両国の択捉島への警備隊配備が始まる。この配備は両国とも正式な手続きに則ったものであり、当初現地の責任者同士では穏便に話し合いが持たれたのだが、生憎の台風襲来で長距離の連絡が取れず、上部組織に対する確認が難航。ひとまず適当に割り振った陣地にキャンプを張って夜明けを待つこととなる。
ところが翌日28日午前3時過ぎ、このキャンプに発砲音が轟く。これは突然の野生生物の襲来(狼の一種であったとされる)に対して兵卒が自己判断で発砲したものだったが、暴風雨の中確認は遅々として進まず、疑心暗鬼の恐怖心から、状況確認に歩み寄った帝國兵士が王国の兵士に射殺されるという事件が発生する。
更に悪いことに、帝國側指揮官はこの騒動を止めようと戦闘停止命令を出したのだが、激しい風雨と雷鳴、北陸訛りのせいで最悪の誤解を招いた(※一説によると「戦闘停止、それっと撃つのやめれ!」が「戦闘開始、総員突xx進め!」に聞こえたらしい)。血相を変えて襲い来る帝國軍に対して王国軍も応戦するしかなく、双方犠牲を出しつつ陣地を移動、翌朝漸く上部組織との連絡がついた頃には双方20人以上の死傷者を出していた。
このような状況のため双方の証言にも食い違いが生じ、上層部同士でもピントがずれたバッシングの応酬になる。また、議論をしている間にもそれぞれ救援の部隊が送られたが、救援に上乗せした戦力が仇となり、択捉島全域、周辺海域、オホーツク海、日本海、アジアへと戦火が拡大してゆく結果となった。
第一次銑鉄大戦(1st Roheisen Wars)
ローアイゼン連邦王国と銑鉄千年帝國の間で発生した
そもそもはR.E.O.S.重工と神機重工の不仲から国家が二つに割れ、境界線が不明確な北方領土の警備隊配備にまつわる誤解から戦闘行為に発展。更に
この大戦以前に生まれた者を戦前生まれ、以降に生まれた者を戦後生まれと呼ぶことがある。以上のような経緯のため、戦前生まれは9割方ガンダムに何らかの信仰心がある。
国際戦争協定(International War Agreement)
2699年10月17日のR.E.N.I.N.C.設立共同宣言で定められた協定。大まかには以下のような項目がある。
- 事前に取り決められた戦闘区域外に攻撃をしてはならない。また、非戦闘区域に逃げ込む行為や楯にする行為、戦力配備も禁止する。
- 投降の意思がある者を意図的に殺してはならない。また、投降の意思を示してから戦闘行為を行ってはならない。
- 捕虜虐待の禁止。
- 略奪行為の禁止。
- テロ行為の禁止。
- アルトシュタット総合資料館、アルトシュタット総合銀行、アルトシュタット総合治療院、フリード通信社はネイティヴ共有の機関であり、財産である。ゆえに、これらの施設並びに職員、機関から発行された従軍許可証を持つものを攻撃してはならない。逆に、これらの機関に属する者、許可証を持つ者は戦闘に参加してはならない。
ジオニックシティ落着事故(The Accident of Zeonic City Falling)
L3宙域に建造された第一号コロニー「ジオニックシティ」が地球の重力に引かれ、太平洋上に落着した事故を指す。
2700年11月21日に完成した両界初のスペースコロニーであるジオニックシティは同年12月1日には独立を宣言、ジオン共和国が誕生する。しかし工業建設各社共同で建造された第一号コロニーは躯体に様々な規格不整合があり、翌年3月末にはバランスが不安定なL3宙域から地球へと落下を始める。住民退避後に解体工事が進められるものの全体を解体するには至らず、後部の破片が太平洋に降り注ぐ。大規模な津波により多数の負傷者を出し、また解体工事においても5人の死者を出す結果となる。
聖ヨハネ連合共和国の首都コンチェルトには、この事故の慰霊碑が建てられている。
日本海戦争(Sea of Japan War)
2705年9月10日、半島の隣国が宣戦布告も無く日本へ武力侵攻を開始したことをきっかけに始まり、同年9月27日の隣国首相逮捕を以って終わったとされる戦争。
開戦当時、隣国側は軍備に回す予算が殆ど無い日本を完全に侮っていたが、本田技研の最新技術により軍備を固めていた自衛隊は思いのほか強力で、佐世保自衛艦反乱事件を初めとする在日隣国人の全国規模のテロ作戦も櫻ナカガワ予備役一等海佐とその教え子の若手自衛官達の活動で全て鎮圧されたため、逆に僅か2週間弱で自衛隊が隣国首都上空の制空権を奪取するに至る。隣国首都上空にブルー・インパルスの零式艦上支援戦闘機が日の丸を描いたエピソードは、2710年現在でも語り草になっている。
佐世保自衛艦反乱事件(Maritime Self-Defense Force Vessel Revolt Case at Sasebo)
2705年9月10日、海上自衛隊佐世保基地において3隻の護衛艦が反乱を起こした事件。後に日本海戦争と呼ばれる戦いの初日に半島側の航空戦力による強襲と同時に決行されたもので、実行犯は帰化半島人幹部自衛官、目的は半島に最も近い海上自衛隊基地である佐世保基地の施設破壊と、徹底抗戦姿勢を崩そうとしない武上栄一総理の抹殺であったとされる。
事件当日、海上自衛隊佐世保基地ではパラオ疎開児童総員帰郷記念祝賀式典が執り行われていた。これはパラオへの日本学童疎開を実現した櫻ナカガワとパラオ大統領を招いて行われたもので、式典には武上栄一総理が出席していた。また、海上自衛隊の予備役一等海佐でもあった櫻ナカガワを歓迎する意味で、旧式化のため練習艦となった「あたご」を含む4隻の自衛艦が佐世保に停泊していた。あたごはかつて櫻予備役一等海佐が兵卒の頃に多くを学び、最後には艦長まで務めていた艦である。
式典開始から間もなく、佐世保基地は隣国から多数の航空戦力が進出してきたことを察知、これを受けて基地と停泊中の護衛艦隊は緊急迎撃体制に入った。ところが式典の警備についていた自衛官のうち2人が突然総理に向けて発砲、これは他の自衛官によって取り押さえられるものの、更に迎撃体制に入ったはずの現役護衛艦3隻が佐世保基地施設の破壊を始めてしまう。反乱護衛艦の艦長は「佐世保基地は既に敵の手に渡っており、我々はまず目の前の敵を排除しなければならない」と吹聴。兵卒は状況を認識出来ないまま基地施設への攻撃を続行してしまう。
これに対して練習艦あたごは艦隊と基地の間に割って入り、砲撃の楯となりつつ唯一現役装備のままのバルカンファランクスCIWSを以ってミサイル防御を展開。同時に見事な繰艦を以って港へ接舷し、総理、大統領、櫻予備役一等海佐の収容に成功する。
あたごに乗り込んだ櫻予備役一等海佐は自ら無線を手に取り、「反乱護衛艦に大義無し、国を護るべき諸君らは妄言に惑わされず己の信ずる職務を全うすべし」と呼びかけた。この呼びかけに応えた3艦の下士官達はまず機関を強制停止、これにより攻撃の約半分が停止。次にキングストン弁を手動で緊急開放(破壊)し、最後に防水区画を片舷全開放して総員退艦。数分の後に反乱艦全てを横転、自沈させることに成功する。実に反乱発覚から30分とかからない迅速な作戦行動であった。
この鎮圧作戦があっけないほど簡単に成功したのには、2つの理由があると言われる。
まず帰化隣国人は殆ど自衛隊の幹部職にしかついておらず、艦内人員の大半を占める下士官や兵卒は日本人であったこと。
次に、艦内には櫻予備役一等海佐の指導を受けたことがある者が少なからずいたこと。かつて横須賀教育隊で指導を受けた者は勿論、疎開先のパラオで指導を受けた生徒のうち1,000人以上が帰国後自衛隊に志願し、300人以上が自衛官になっていたのである。だから混乱する艦内でも櫻予備役一等海佐の一言で状況を把握することが出来、反乱分子に占拠された護衛艦を確実に止めるために迷わず自沈という手段を選ぶことが出来た。彼らは総じて勤勉で錬度が高く、自沈する護衛艦から逃げ遅れた者はいなかった。
この反乱の鎮圧によって、同様の混乱が発生していた他の基地や駐屯地でも収拾の目処がつき、最終的に却って自衛隊内部の利敵分子を燻り出して内部浄化を行うことに繋がっている。更にこの一件で重要な役割を果たした櫻予備役一等海佐をメディアが大々的にクローズアップすることで、一般レベルでのパラオへの認知度・好感度が急上昇した。
日本海戦争の顛末を含めて最終的に雨降って地固まる結果となっているが、これらが果たして武上栄一総理の思惑通りだったのかどうなのかは、未だ以って不明である。
日本独立国家宣言(Japan Independent Nation Declaration)
第二次銑鉄大戦(2nd Roheisen Wars)
2710年12月7日にレオス・ノリヴナ・マトリョースカヤ、フォルディン・ノリヴィチ・イルクーツキーの両名が国際戦争協定その他違反の容疑で起訴立件されたことをきっかけとして巻き起こった、
両名は
これらの動きの裏には
つまりこれは、ネイティヴを敵視する富山公司による大掛かりな
しかしこの企みに感づいた銑鉄千年帝國が敢えて狂気の面を被り「一対全」の宣戦布告(銑鉄網統一宣言)を行った事で情勢は一変。事態を重く見た富山公司は自ら乗り出し、総力戦で10兆円規模の外貨買いを仕掛けて経済面から
更に富山公司はアルタ・ネイティヴの身柄を5兆円で購入すると提案、これによりネイティヴは誇りを持って死するか誇りを捨てて生きるかの選択を迫られることとなる。これは提案とは名ばかりの脅迫行為である。
その後紆余曲折を経て梓縁屋真理が日本政府の協力を取り付け、経済危機を脱したことで動乱の終結を見ている。その際、満身創痍の様相で「作り物ですまないが、私の命を買ってくれないか」と伏して頼み込む梓縁屋真理に対して、武上栄一総理は20兆円の額を提示したという。ただしこの20兆円という金額は人身売買の取引額ではなく、アイゼンマルク通貨に対する通貨保証の上限額である。
武上総理の逆嘆願書(The Anti-Petition of Mr.Yamato-Soul)
第108~111代日本国総理大臣武上栄一が警視庁出頭・辞職の際に書き残した封書。内容は以下の様に記されている。
親愛なる日本の諸君。そして世界各国の日本を愛して下さっている皆様方。まずは日頃のご愛顧を感謝したい。ありがとう。あなた方が居てくれたからこそ、日本は真に独立国家として蘇ることができた。このことについてはいくら感謝してもしきれない。本当にありがとう。
唐突なことだが、私は今日警視庁に出頭し、国家予算不正流用、私物化の罪を償うつもりだ。何年かかるか判らないし、勿論総理大臣の職務は辞めなければならないだろう。しかしもしかすると私の自首や辞職を止めようとして下さる方がいらっしゃるかもしれぬので、念のためにこの嘆願書を書き残すこととしたい。いや、これは単に私の思い上がりかもしれない。もしかしたら止めようとする人なんていないのかもしれない。でも恐らく、きっと、私が愛する人々の中にはそういった行動に出ようとする人がいるはずなのだ。だから念のため、書き残しておく。
もし止めようとして下さるのなら、これまで私が成してきたことの多くについて是と見ていただいているのだろう。それだけでもこれまで皆様を信じ、一心不乱に頑張ってきた甲斐があったというものだ。心より御礼申し上げたい。
しかし私武上栄一は主権国家、独立国家、そして法治国家であるこの日本を愛している。正直言葉では言い表せないくらい大好きだ。悪いが世界で一番日本を愛しているのは私かもしれない。しかしここで私が辞めなければ、日本は法治国家ではなくなってしまう。そして自らの心に嘘をつく私は日本の心を失ってしまう。愚直な私にはそれがどうしても我慢出来ないのだ。だからどうか止めないでやっていただきたい。これが私が望む唯一、最後のお願いだ。